トランペッター渡辺隆雄、ピアニスト吉森信によるデュオ「ラッパ唄う ピアノ踊る」の2016年ライヴ盤CD!
渡辺隆雄×吉森信 – ラッパ唄う ピアノ踊る 〜Live 2016 |
トランペッター 渡辺隆雄と、楽曲を色彩豊かにするピアニスト 吉森信。この2人ががっぷり組んだデュオ「ラッパ唄う ピアノ踊る」は、活動期間4年を経てライヴCD「渡辺隆雄×吉森信 – ラッパ唄う ピアノ踊る〜 Live 2016」をリリース!
自らも名メロディメイカーである渡辺隆雄が、ジャズ、ブルース、南米音楽やクラシックなどの名曲群をカヴァー曲としてピックアップ。さらには各人のソロ曲も選曲に加えた上、艶のある、柔らかなトランペットの音色でメロディを一層際立たせるのは渡辺隆雄の得意技!
そこに感情や衝動を、ダイナミズム溢れる自在なリズムに転化し、楽曲を色彩豊かにする才人 吉森信が加わり、「このデュオならでは」の音世界に生まれ変わらせる様は実に圧巻!
各地のライヴバーでの活動を始め、丸4年経った「今だからこそ」の空気を全10曲58分に閉じ込めたド迫力の生音一発録り。当日の演奏そのままを収録した強力ライヴ盤が、満を持しての登場です♪
- Milagre dos Peixes (written by Milton Nascimento)
- Piano Sonata No.8 2nd mov. (written by Ludwig von Beethoven)
- Oblivion (written by Astor Piazzolla)
- Alfonsina y el mar (written by Ariel Ramirez)
- だらしのない夢 (written by Makoto Yoshimori)
- Ain’t Misbehavin’ (written by Thomas “Fats” Waller)
- 桜の下の大風呂敷 (written by Makoto Yoshimori)
- Nascido neste planeta (written by Takao Watanabe)
- LIBERTY (written by Minako Yoshida)
- What the World Needs Now is Love (written by Burt Bacharach)
なお本作は、ムジーク・ロック主宰レーベル「musique69 Archive Recordings」作品の第3弾CDとなります。スタッフ一同、情熱を込めた作品に仕上げました!皆さま、どうぞよろしくお願いします。
余談です>昨年秋の「ラッパ唄う ピアノ踊る」ツアーが4年目を終えようとしたその時、渡辺氏より「今の、この充実した演奏を形にしたい」とオファーをいただきました。
お二人それぞれの作品は長らくムジーク・ロックでも取り扱ってきた上、毎年このユニットでのライヴを体験してきて、ずっと作品を耳にしたかった一ファンとしても非常に光栄でした。そこから、作品化の実現に向けて前向きなミーティングを重ねてきました。
このユニットの生演奏の素晴らしさは身を以て体感してきたこともあり、PA利用なしの純「生音」ライヴ本番を一発録りすることに決定。そして都内のライヴレストラン「All in Fun」での2016年ファイナル公演を収録したライヴアルバム構想に結びつき、演奏の出来次第でCD制作に入ることが確認されました。
そして当日のライヴレコーディングで耳にした演奏は、ツアーでの派手目なパフォーマンスとは違い、メロウでしっとりとした独自の「ラッパ唄う ピアノ踊る」ワールドが展開。トランペット&ピアノによるメロディが随所に際立つ、実に「このデュオらしい」演奏が繰り広げられた一夜となりました。そのため、アルバム収録候補となる楽曲は必要十分に出揃うことになり、アルバム制作の条件を満たしたためゴーサインが出て、CD制作そしてリリースに至った次第です。
手前味噌ですが、本当に良いアルバムができました。皆さまの手にいち早く届きますように。
「ラッパ唄う ピアノ踊る」2017年九州ツアーのフライヤー |
4/12〜19におこなわれるCDリリース記念の九州ツアー(上記フライヤー参照)を前にして、本日からライヴCD「渡辺隆雄×吉森信 – ラッパ唄う ピアノ踊る〜 Live 2016」が発売。さらには5/7にはライヴレコーディングさせていただいた素敵なお店、大塚 All in Funでのレコ発ライヴも決定しています。
ムジーク・ロックHPだけでなく、各ライヴ会場でも販売します。まずはライヴを見てからという方は、会場でのご購入を是非ともよろしくお願いします!
そして最後に、本作の作業に携わって頂いた敏腕スタッフを紹介させてください。
本作の録音、ミックス、マスタリングに至るまで、幾多のメジャー作品でのエンジニアリングだけでなく、ROVOのシンセサイザー奏者としても活躍中の益子樹氏(Float Studio)が担当。数々の意見が交錯する中を辛抱強く、かつ具体的な提案で劇的にブラッシュアップ!演奏の生々しさがダイレクトに伝わり、長く愛聴できる素敵なライヴCDに仕上げてくれました。素晴らしいっ!!!
そしてCDスリーヴのアートワーク全4面を手掛けたのは、「ラッパ唄う ピアノ踊る」ツアーのフライヤーや渡辺 吉森両氏の作品をはじめ、多数のアーティストのライヴやCD、映画用ポスターでもお馴染みの超個性派イラストレーター 久原大河氏が担当。登場人物の特徴を独特のタッチで捉え、一目で分かるデザインに仕上げるオリジナリティは強烈!!個人的にもたくさんのお気に入りがある氏の作品ラインナップに、本作が加わることを光栄に思っています。
素敵なアートワークに包まれたプレス盤ライヴCDを全58分、ぜひご堪能ください!!!
ムジーク・ロック代表
ワカマツテツヤ記